行楽日和

先日の連休最終日に『十勝千年の森』に行って来ました。

2年ほど前に仕事撮影で行きましたが、その時はすごい霧で幻想的でした。
今回はベタベタな行楽日和!という晴天です。

十勝方面はもとより道内はもう、、、年中数えきれないほど仕事で回ってますが
今回はなんと

10年以上ぶりのプライベート地方!(墓参り、近郊を除く)

どんだけワーカホリックなんだ。。。

5年ローンのマイカーなのにほとんど業務使用という ナゾな状況であります。
4年経過の今、すでに12万kmも間近。来年の車検で乗り換えだな…。

 

絶好の行楽日和だったので高速の渋滞も考え、朝7時半に出発。札幌南IC.へ。
朝ならスイスイっと…このへんの読みは仕事でばっちし鍛えられてます。

夕張IC.を降りた後、高速無料化ゆえ混雑するであろう道東道をはずし
いつもどおり「日勝峠」を進みました。

この日に限らず最近の日勝峠はガラ空きです!!

みーんな遠回りして高速に抜けるので、行きも帰りも峠は車数台という空きっぷり。

無料化以前の日勝では考えられない快適ドライブ。紅葉の中を走る感じが尚よし。

 

『十勝千年の森』

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ゆるやかに波打つ地形が美しい「アースガーデン」

手抜きコンデジ撮影なんで画面が窮屈ですが…実物はとても広大なガーデンです。

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「カムイのサークル」

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シーズン中は野の花が咲き乱れる「メドウガーデン」

…は、時すでに遅しというお姿に。

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名物「セグウェイ」楽しそうですが、料金めっちゃ高いです。

そういえば先日のニュースで、このセグウェイ社のオーナー氏が
セグウェイで走行中にガケから転落して亡くなるといういたましい事故がありました。

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「千年の丘」からの眺望

ゼイゼイいいながら麓から登山してる我らをよそに
颯爽とセグウェイ・チームが追い越して行くわけです。

なんかドッと疲れましたね…

とまぁ、こんなかんじです。 夏に行けばもっと花と緑溢れるガーデンになるかと。

 

そして帰りの日勝峠の展望台にこれまた初めて登りました。

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おぉ〜

けっこう良い眺めではないの。

しかしこの峠だって勤続13年の間に、何十往復したか分からないほど 通ってますが…
途中で展望台なんぞに寄ったのは初めてですわ。

いつも取材時間との戦いで通り過ぎるだけの場所です。

 

今年は紅葉の色づきがちょっと悪いですねぇ

すでに茶色に枯れてる所も多いですし、毎年見れる鮮やかな赤や黄色が少ない。

このあたりだともうじき霜が降りるでしょうから 紅葉もそろそろ見納めですね。

 

ただただ片道3時間ほど運転して散歩してご飯食べるだけなのに
なんでかいつもの仕事の時より激しく疲労して帰ってきました。

シャキッと仕事モードの時とはエネルギー配分が違うんでしょうかね〜。
たぶん、ダラッと観光するのに向いてない体質なんでしょう。

カツカツなのも困りもんですが、 ざっくりしたスケジュールに沿って動く方がラクだったりします。

やだやだ…。

ちなみに今週末仕事で、またこの十勝に来ます。

普段はもちろん日帰りする距離ですが 今回は取材先の都合で珍しく1泊2日になりました。
久しぶりの帯広の夜、満喫してきます。


生誕一年

十勝の元アシE君jr.が9月25日に生誕一年を迎えました。

んで、お祝いにこっそり贈ったスノーブーツを手に大喜びの写真が届きまして。

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あいかわらずムッチリと元気そうでなにより。

早いもんです…だんだん赤ん坊っぽさが抜けて 幼児の顔になってきました。

このごろチラッとひとりで歩く様になったのだとか。

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もしも〜し

電話中の崇生…どこぞのサラリーマンのおっさんを彷彿とさせますが…

 

E君一家が住んでいるエリアは、とんでもなく大雪で極寒の地なので
-25℃まで耐えられる本気モードなやつをチョイスしました。
これで来年の雪解けまでしもやけの心配はないっす。

スノーウェアはすでに去年贈ってるのが、今年ジャストサイズなハズ。

よしよし完璧だぜ。。。

 

今はまだ少し大きいですが
十勝が雪深くなるころには、崇生の足にぴったりフィットするでしょう。

今から雪遊びレポートが楽しみなオバちゃんです。


衣替え

あっという間に終わる9月。。。

ひと月前までは暑い暑いと、Tシャツオンリーでしたが
いつのまにか革モノを羽織る季節になってましたね。

札幌は、ですけど。

9月は初旬からびっしりと、仕事で札幌中心部のあらゆる写真を
日景〜夜景まで (休日もほぼ無く…)撮り歩くという
ディープなアーバンライフを送っておりました。

8月までは大自然みっしり、9月は都会(?)みっしりという変わりようで
ネオンと排気ガスでチカチカ・イガイガします。

 

そんなこんなでHPが放置気味に。

夜も仕事撮影にしばらく張り付きだったので
プライベート撮影の時間もままなりませんでしたが
なんとか一段落ついたところ、、、のはず。

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札幌名物・観光幌馬車

朝のご出勤風景をパチリと。

何年か前に、ススキノの西のはずれで 彼らの帰宅風景に出くわした時の衝撃の事実。

馬の彼はトラックの荷台に乗って帰宅なさるんですよ。

まぁ、当たりまえっちゃ当たり前なんですけども…
それまで馬車を引いてる姿しか見たことが無かったので

そ、そうだったのか・・・!と

なんか、BB君の中の人と(撮影で)お会いしたとき以来のネタバレ感でした。

*ちなみに中の人は、ジェントルマンでナイスガイでしたよ。


DAIDO MORIYAMA

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別会場 札幌宮の森美術館はこちら

『北海道 – 第2章/展開』

昨年から続いている、森山大道in北海道のシリーズです。

写真をやってる人間ならば、この名を知らないひとはまずいないでしょう。
60’s後半発行の伝説のとんがり写真同人誌「プロヴォーク」のメンバーであります。
当時はセンセーショナルだったアレ・ブレ・ボケの表現手法は
このプロヴォークの写真家達から後世に広がっていったのです。

この当時の写真がらみのことは、私がこの世に生まれてなかったりするので
すべて誰かの受け売りでしかありません。。。

写真集などで見た当時の作家達の作品と誰かの受け売り情報を混ぜ合わせて
「ほほう…」 などと自分なりの解釈、いえいえ、知ったかぶりをしてるだけです。

40年以上の時を経てなお、ストリートフォトのカリスマとして君臨し続けている
元気なおじい・・・ナイスミドル。

10月で72歳とは思えないアンチ・エイジングっぷりがすてき過ぎます。

 

パルコ会場では30年位まえの旧作モノクロと今年の夏に撮りおろした
カラーデジタル作品のコラボ展示でした。
札幌がメインでその他ちらちらと。

北海道今昔写真も詰まっている森山さんの写真集「記録」シリーズはvol.17になってました。

正直、今回のパルコ展だけを見てどうだこうだ、という感想は湧かなかった…

たまたま自宅近所の駐車場の写真がどーんと大きく展示してたので
単なるミーハーとして嬉しくはなりましたけども。

まぁ、写真展といってもかなりデパートイベント的な香りが強いので…
部屋にこもってじっくり写真集と向き合う方が感じるものがあるかもしれない。

そうだ、会場が明るすぎるんだ。
パルコ特有のオシャレ・キラキラ・あはは・うふふ感が
どうにも落ち着いて森山さんの写真に没頭できないんだなぁ…

写真そのものよりも、宮の森会場で流れてた 
森山さんの撮影風景を追ったドキュメントの方が見入ったりして。

北海道のどの光景に反応してシャッターを切るんだろう…とか
膨大であろう、写真の中から何を基準にセレクトして
大伸ばしプリントになるんだろうとか、そんなことばかりグルグルします。

小樽会場へは出張仕事が詰まってて行けませんでしたが
どうだったんだろう。行きたかった…

パルコ会場には、なんじゃそりゃー!な
DAIDO MORIYAMAチロルチョコと
冒頭のあの有名な野性味あふれる犬ピンバッヂが売っていて
ちょっと買いそうになったものの、なんとかクールダウン。

どうせならそのお金でもう一回、宮の森の方見てこよう…と
会場をあとにしました。


キンカンが減る減る

熱帯に慣れてない北海道人には、今年の夏はキビシいですね…
夜も蒸し暑かったりですっかりバテバテです。

仕事撮影も作品撮りも外ばかりだったので 今年ほど虫に刺された年はありません。

田舎の強い虫は虫除けスプレーにも動じないのでやっかいです。
ジーンズの上からでも刺しやがるし。
さらにスタジオに住み着いてる蚊がこれまたすばしっこくて退治出来ず…

毎日どっかで刺されるのでキンカンが手放せません。
自宅用と持ち歩き用に2本体勢で戦ってます。

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いつもお世話になってます

 

旅暮らしも一旦落ち着き、フィルムのスキャンなどちまちまと。

なんか近頃、水辺とか鳥とか植物とかの写真がやたら多いなー・・・
鳥フェチは持病なんで…まぁ置いといて。

もともと「不穏な都市をナナメに切り撮る」というタイプじゃないですが
心が無意識に水辺と自然物を求めているようです。
昔から海・川はずっと見てられるほど好きではありますが、ちょっと率が高すぎですねぇ。

まーこの夏はムシ暑すぎたし、地方巡り自然一色だったし
日々熱中症気味で働いてたのでちょっと疲れてたのかもしれません…。

はやく涼しい北海道に戻ってほしいものです。

 

そうそう先日のとうきびはあっという間に消化。

プリップリでシューシーで甘い!

*品種は「ピーターコーン」だそうです。

E君とその周辺のみなさま、大変おいしゅうございました。
ありがとうございます。