DAIDO MORIYAMA

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『北海道 – 第2章/展開』

昨年から続いている、森山大道in北海道のシリーズです。

写真をやってる人間ならば、この名を知らないひとはまずいないでしょう。
60’s後半発行の伝説のとんがり写真同人誌「プロヴォーク」のメンバーであります。
当時はセンセーショナルだったアレ・ブレ・ボケの表現手法は
このプロヴォークの写真家達から後世に広がっていったのです。

この当時の写真がらみのことは、私がこの世に生まれてなかったりするので
すべて誰かの受け売りでしかありません。。。

写真集などで見た当時の作家達の作品と誰かの受け売り情報を混ぜ合わせて
「ほほう…」 などと自分なりの解釈、いえいえ、知ったかぶりをしてるだけです。

40年以上の時を経てなお、ストリートフォトのカリスマとして君臨し続けている
元気なおじい・・・ナイスミドル。

10月で72歳とは思えないアンチ・エイジングっぷりがすてき過ぎます。

 

パルコ会場では30年位まえの旧作モノクロと今年の夏に撮りおろした
カラーデジタル作品のコラボ展示でした。
札幌がメインでその他ちらちらと。

北海道今昔写真も詰まっている森山さんの写真集「記録」シリーズはvol.17になってました。

正直、今回のパルコ展だけを見てどうだこうだ、という感想は湧かなかった…

たまたま自宅近所の駐車場の写真がどーんと大きく展示してたので
単なるミーハーとして嬉しくはなりましたけども。

まぁ、写真展といってもかなりデパートイベント的な香りが強いので…
部屋にこもってじっくり写真集と向き合う方が感じるものがあるかもしれない。

そうだ、会場が明るすぎるんだ。
パルコ特有のオシャレ・キラキラ・あはは・うふふ感が
どうにも落ち着いて森山さんの写真に没頭できないんだなぁ…

写真そのものよりも、宮の森会場で流れてた 
森山さんの撮影風景を追ったドキュメントの方が見入ったりして。

北海道のどの光景に反応してシャッターを切るんだろう…とか
膨大であろう、写真の中から何を基準にセレクトして
大伸ばしプリントになるんだろうとか、そんなことばかりグルグルします。

小樽会場へは出張仕事が詰まってて行けませんでしたが
どうだったんだろう。行きたかった…

パルコ会場には、なんじゃそりゃー!な
DAIDO MORIYAMAチロルチョコと
冒頭のあの有名な野性味あふれる犬ピンバッヂが売っていて
ちょっと買いそうになったものの、なんとかクールダウン。

どうせならそのお金でもう一回、宮の森の方見てこよう…と
会場をあとにしました。