仕事納め

今年も一年あっという間でした。

2008の終わりは世界的な経済恐慌という
なんともテンションの下がる年末になってしまいました。

どの職種においてもせつない年の瀬なのは同じですが
我ら企業広告の制作を生業としている者たちにとっても
例外無く厳しい状況であります。

が、しかし

裏を返せば、今ここが景気のどん底なのであれば
これ以上悪くなりようが無い、という事です!
(…二番底があるとか言わない。)

この厳しい冬の間を、春に向けての色々な準備期間にします。

そして来年の今頃はみんなで笑って過ごしているであろう、と
ささやかな希望を持ちつつ2009を迎えたいと思います。

来年は世界的にもフレメン的にも、
良い意味で、変化・変動の年になるはずです。

 
2008ーーー今年度も皆様に大変お世話になりました。
 
2009ーーー迎える新しい年も宜しくお願い申し上げます。


CASA BRUTUS 12月号

『CASA BRUTUS』12月号   マガジンハウス発行 

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今回は日高山脈のすそ野に広がる「十勝千年の森」にて
イギリスのガーデンデザイナー、ダン・ピアソンの手掛けた庭と
レストラン「カフェ・キサラ」さんの撮影をさせて頂きました。(伊藤撮影)

春〜秋にかけて色とりどりの花々が咲き乱れるガーデンと
大きく波打つ地形が美しい広大なランドスケープのアース・ガーデン

 
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撮影当日は十勝平野一帯が霧という肌寒いお天気でしたが
その柔らかな霧に包まれた風景が逆に幻想的でgoodでした。

個人的にまた訪れて、春・夏のこの庭を見てみたいです。

 
「十勝千年の森」はこの夏にグランドオープンしたばかり。
庭だけでなく、原生林の中を散策したり、アーティスト達の作品を見学したり
森歩きに疲れたら、併設のカフェやレストランで一休みもできます。
 

森の最終的な完成まで、あと999年かかるそうです。
見届けられないのがロマンです。 ガウディしかり。
どうしてもという方は…ぜひ来世で。
 
 
『十勝千年の森』HPはこちら
http://www.tmf.jp/index.shtml


祝・創刊!『カイ』

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『カイ KAI』創刊第一号    

発行:ノーザンクロス
季刊 680円

出たよ〜!ついに出ちゃいましたよ〜!
この一冊の創刊に辿り着くまでの道のりが・・・・・長かった・・・!!

カイは制作に携わったスタッフ達の「ホッカイドウ愛」で出来ています。

意外と知らない自分の足下、北海道について
知る、愉しむ、創る。ための雑誌です。

人・文化・食・地域・農業・酪農・まだ短いながらも色々あった歴史…etc.

大人の皆さんにこそ手に取って欲しい本です。

コンビニにも売ってますので是非。

・・・言い忘れましたが、もちろん我らフレメンは撮影部隊として参加してますです。


CASA BRUTUS

What’s New でも紹介の『CASA BRUTUS』新刊2冊、お仕事させて頂きました。

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左の通常版、10月号では「国産ワイン」の特集ページの表紙&北海道ワイン取材を担当

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国産ワインだってがんばってます。
日本各地の素敵ワイナリーの特集ページ。

取材に行った「鶴沼ワイナリー」はとにかく広い。笑っちゃうくらい広い。
ディ○ニーランド約90個分だそうで…日本一の広さを誇るワイナリーです。
その広大な土地に残る原始林をそのまま防風林として活用する事で、
虫の害が他の畑に広がるのを防ぐ役割があるそうです。

本社は小樽市の「北海道ワイン」さんで、すごく沢山のワインを製造されています。
本誌を見る楽しみが無くなるので、ここでは詳しくは語りませんが…
ここの工場は肩肘張らず、そこにある北海道の自然を生かす事で地球に優しいワイン造りをされています。
案内してくださったソムリエさんはこの会社のワイン造りに惚れて
はるばる仙台から北海道ワインさんに入社されたそう。その他興味深い話が色々聞けて面白かったです。
そして…個人的にハマり中の白ワイン『北島秀樹』おすすめです!
ネット販売もされているようなので、是非。
 
 

『新装版 柳宗里』の別冊本では ’72・札幌冬季オリンピックの聖火台を撮影

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昭和47年・札幌オリンピックの聖火台。

柳宗里作品の中で日本最北端がこの聖火台だそうです。
「真駒内セキスイハイムスタジアム」に鎮座していますので
機会があればぜひ見学してみてください。
ちなみにスタジアム周辺は広〜い緑地公園になっているので
中に入らずともスタジアムの外側から見る事もできます。

その他、「えっ?アレもコレも柳さんのデザインだったの!?」という作品が
ギュギュッと一冊に詰まってます。 めちゃめちゃ面白いです。
キッチン用品からトンネルまでその仕事は幅がありすぎて
『○○○のデザイナー』などと簡単に一つのジャンルの肩書きがつけられない
日本が世界に誇る、多目的(?)プロダクトデザイナーの巨匠です。
 

ここであまり詳しく語る訳にいきません。この先は皆さん書店に行きましょう。
2冊とも絶賛発売中です!
立ち読み、読み逃げ厳禁ですよ!
一家に2冊、旅のお供に、子供の夜泣きに、急な発熱に…是非お手元に。


家族の肖像

ブログが新しくなってから一度も登場していなかったので
時折、「鳥はどうなった」と安否を気遣われる今日このごろ。
ありがたき幸せです。

『家族の肖像』

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夕暮れ時の居間にてコンデジで撮ったので画像荒れまくりですが…。

変わりなく5羽とも元気です。 爺以外はみんな1〜2才半の若家族。
なにやら家族会議中のところを激写。(長老爺は欠席してたので顔だけ参加)

ちなみに10歳の爺以外は血を分けたマジ家族です。長男&長女は我が家で生まれました。
最近ますます父と息子がそっくりになってしまい、
息子のやらかしたイタズラの濡れ衣を着せられ、無実の父が怒られるという冤罪多発。。。すまぬ。
                                    

全員すっかり大人になったので、ヒナの時のようなめぼしい話題は無いですが
毎日の放鳥時には、5羽で大騒ぎしながらぶんぶん飛び回って遊んでます。
こうなるともう完全にひとつの「群れ」として集団行動するので
本来の群れとしての生態なんぞもチラッと垣間みる事ができて
2〜3羽で飼うのとはまた違う面白さがあるわけです。

特に長老爺の群れのリーダーとしての状況判断力に関心させられる事が多いです。
普段は年寄りらしく、着かず離れずの距離でのんびりと若者達を見守ってますが
ひとたび仲間にトラブル発生とあらば、真っ先に現場へ駆けつけ、飼い主に異変を知らせ
長年の経験&知識をもとに救援活動もしてくれます。
若鳥が隣の部屋に入り込んで出られなくなり大騒ぎしている時など、長老が颯爽と現場に急行し
脱出の仕方を何度も自演でやって見せて、パニクってる若鳥を導き救出したりします。

なので多少の事は長老にまかせ、飼い主は手を貸さず静観していられるのも
多頭飼いの良さだな〜と。群れの行動学は実におもしろいです。

日々ジャングルのような騒音の中、人間はジャマしないようひっそりと生きています。
                                         

我が家のPCには『とりシリーズ』というフォルダがあります。
たくさん居るのだから役に立ってもらおうと、ここ数年撮り続けていた
膨〜大な量の妙なトリ写真がたまったので、そのうちどうにかしてやろうと。

かわいいペット写真としてでは無く、
妙な不気味さただよう作品として形にしたいなと目論み中。。。