とりあえず大掃除はやった。

サボりにサボっているうちに
12月27日ですってよ!

10月から(身体だけは)妙にぶっ通しで忙しく
先週久しぶりに休んだのでした。

 

11月下旬から先週までは、もう、もう、もう、
修羅場ってやつでしたわ。。。
撮影のあとの大量のデータ処理がロケの合間に
折り重なるように堆積していて完全にキャパオーバー。
頭パーーーンッ!って弾けそうなカオスっぷり(笑

この忙しさの一つ一つが全部お金になれば言うことなしなんだが…

 

機材多しのロケはアシスタント君を連れて行きますが
まだ写真学校生なので、自発的に考えて動けるレベルではなく
セッティングや撤収も何度も細かく指示を出さないとな状況。

とはいえ、
少しずつだけれど臨機応変に対応できていたり
教えたことを覚えている割合がググッと増えていったりと、
ちゃんと成長していく姿も確認できて嬉しいなと。
楽しそうに一生懸命元気にがんばってくれてるのが何より。

当然だけど機材を一緒に出し入れする以外は
機材準備、運転、撮影、画像処理、納品まで基本ワンオペ祭りなのが
フリーランスフォトグラファーの醍醐味さ(え?)

 

というわけで、溜まりに溜まった分を
ダイジェストで貼り付けます!
手抜きとか言わないように!!

 

11月17(土)写真家の北島敬三氏を迎えての
写真ワークショップを開催!
前職フレメン写真製作所の社長であり、師匠でもある
写真家・露口啓二氏と独立後にそのままスタジオをシェアしている
この岩佐ビルになんと、北島敬三さんが!

 

会場は岩佐ビルの3F会議室をレンタル。
1Fのうちのスタジオだと人が入りきらないので
ゲストやスタッフ達の控え室に。

 

午前中は札幌で写真制作している人たちが作品を持参し
北島さんによるポートフォリオレビュー。

想像はしていたけど
直球ど真ん中のかなりな辛口レビューなんである。
でも聞いていて頷くことばかり。

見学だけもOKのレビューなので皆遠巻きに眺めつつも耳ダンボで
北島さんの言葉を聞き逃すまい、というピンと張った緊張感が漂う。

午後からは北島作品についての講義。
途中からはほぼ作品をひたすら流す時間があり、
広くはない会場内、ギュウギュウに人が入っているのに
シーンと静まり返って作品を観ている。

次の部は写真批評家の倉石信乃氏と師匠・露口さんも加わり
クロストーク。

 

多分、、、
それなりに写真について多少勉強していないと謎多し、な
渋深い、苦み走ったワークショップである。

 

私は会場外の受付や会計計算、
1Fのスタジオに降りてなんじゃかんじゃの準備、
時々仕事の急ぎメール対応、などなどで走り回り、
ゆっくりは見れてないんですけど(笑

 

 

さてさて夜の部、
道外からのゲストたちやスタッフ、数名の参加希望者と打ち上げなり。

こちらはスタジオ近くの旧・永山武四郎邸。
2Fの和室はレンタルスペースになっているので
うちの寒いスタジオでやるよりも皆さん大喜びです。

 

受付とサンドイッチ手配してくれた矢野さんに感謝!
その場でスカウトした買い出し部隊の皆さんのお手伝いもあり、
美味しいものがズラリと並びました。
ケータリングじゃないとこが庶民的なうちのワークショップ。

 

こうして現場に来てくれた知人達の手をお借りしつつも
若干ワンオペに近い感じで(ここも)色々回すのに必死で
肝心のワークショップはほとんど受講してないんですわ。。

 

つうかね、これら一連の全容を知らされたのが
なんと二日前という事実・・・ !!!!
えええっ!!?

 

がしかし、さすが私。尊いぞ助っ人たち。
この大きい割に行き当たりばったりなイベント(笑
皆さんに助けてもらいながらよくやりきった!

 

若い頃、毎晩毎晩大人数で夕方から宴会してたスタジオで
みっしり鍛えられた成果の賜物ですな。
あの頃はお酒好きな蠣崎姉さんもスタジオにいたから
毎晩お客さんが絶えず賑やかだったなぁ〜。懐かしや。。

 

なんたって私が商品撮りしてるのに、酔っ払ったオヤジたちに
酒やタバコを買いに行かされ、撮影の手を止めておツマミを作ったり
せねばならず、当然ながら翌日の撮影準備もありつつ、
翌朝は食べ散らかし、割ったグラスの片付けから始まるのがデフォルト、
そして夜まで撮影して、帰ったらまたスタジオ宴会、という
過酷な日々でしたからね。

 

まだまだ広告業界が元気で忙しい分稼げる時代でしたから
どこのスタジオも連日の激務が当たり前だったけど、
フレメンはちょっと異質で…
日々の宴会の他に
貴重な時間を割いてはスタジオでミュージシャンのライブや
写真のワークショップも開催してて…まーカオスだった(笑

 

しかし楽しい時代でもあったなー。
面白い人たちとたくさん出会えた。
今となっては本当に良い経験をさせてもらったな。

 

さてさて思い出に浸りすぎましたね。

 

ワークショップの翌日は北島さん、倉石さんたちと
二風谷を視察へ。
夕方飛行機で帰られるゲスト達もいたので短い時間でしたが。

二風谷ダム。
かつてあったアイヌの集落が水底で眠っています。

博物館の中を見学して帰路へ。
季節と時間が許せばもっとお見せしたい場所はあるものの
皆さん翌日はお仕事ですからまた次の機会に。

 

11月の大イベントも無事終了し、私も仕事が修羅場へ突入。

 

なんと朝9:00に古平町集合、ということになり
通勤ラッシュ渋滞を避けるべく
早朝、まだ月が昇ってる時間に札幌を脱出!

仕事写真は載せられませんが、
早めに着いた現地、古平の海に登る美しい日の出を拝めました。
ありがたや〜。

 

こっからは猛スピードで進みまっせ!


青森からおいしいリンゴをおすそ分けいただいたり。

家の窓外の芝生に突然大根が生えてきたり!!

多分、うちのベランダから飛んでった
漬物用に干してた大根葉が根付いたんだなぁ
ただ落ちてるのかと思いきや、しっかり生えてるんだもの(笑

 

取材の帰り道、銭函の海を眺めてリフレッシュ。。。

いや!寒っっっ!!!
キーンと冷えた潮風が突き刺す突き刺す。


雪はないけど寒すぎて1分くらいで車に逃げ帰ったわ。
しかし、ちょっとでも眺められて良かった。

札幌の初雪は一気にドカ雪、ってのが多くない?

しかも北海道らしくない湿った重い雪。
除雪が大変なんだよな〜

 

と思ったら、翌日の岩見沢駅周辺の雪の多さにビビった。


ガーサス岩見沢。 札幌なんぞ甘ちゃんだった。
50cmくらい? 建物入口の看板もどっぷり埋もれちょる。

気づいたら札幌ファクトリーのツリーがキラキラしてたり!

 

某所にて数日缶詰の大仕事があったり!

 

この撮影、撮るものの形状は毎回ガラリと変わりますが
本当に大好きな現場です。

 

時間との戦いもあるし、持っていく機材も多いし
慎重さや緊張感の持続が必要な現場だけど、
スタジオワークの修行を積んでいなければ撮れないジャンルなので
(緻密&高い技術で、って意味で)
「写真技師の仕事」をしている!!と実感できる感じです。

 

その合間に恒例の函館出張が入るので
吹雪の中、愛車スバルフォレスターで峠を走り抜けます。

この写真は函館市内。
5、6年前までは冬でもこんなに豪雪になる土地ではなかったのに
近年は札幌より積雪が多い時もあります。

 

地球温暖化なのか小氷河期突入、なのか。。
北海道内の環境も変わりつつあるなぁ…と冬の函館に来るたびに感じます。

 

で!だ。

見よ!この溢れ出るジューシーな肉汁を!

 

今年は何回食べたかなぁ。。
小樽方面の取材時はほぼここでスタッフたちと仕事ランチだし
プライベートも含めたら10回は行ってるかな??

北海道マガジン「カイ」のライターさんと
毎度おなじみ小樽の聖地にて今年の食べおさめ。

 

そして先ほどの夕暮れ岩佐ビル。
もう年末の休みに入ってる店子さんもいていつもより電気が消えてる。

屋上からの眺め。3Fだから高くはないけどなんとなく好きな眺め。


隣のタワーマンションの工事はまだまだ頑張ってるようです。
あちこちから機械の音が鳴り響いてる。

 

明日から本格的に休みに入る会社が多いだろうけど
私はまだ事務処理をしに来なければ。
明日、やりとり予定のクライアントもいらっしゃるし。

 

大掃除っぽいものは本日終了したものの
私がアシスタント時代から続けている
年末の締め恒例の「カメラ&レンズ磨き」は最後の最後。
今年の稼働は終了ですよ〜という締めに感謝を込めて
今年もありがとう、ありがとうと言いながら
一つづつ丁寧に拭きあげてキレイにします。

 

自分のカメラたちの日常のメンテは手抜きなく
撮影終了してスタジオに戻ったら毎回すぐ磨いて仕舞うので
汚れてることはないのですが(笑
年末にゆっくり温泉に入ってもらう感じ、ですかね。

 

写真技師として、職人として、
一番大事にしてることは仕事道具たちへの
感謝を忘れないことです。
撮影するスタジオはもちろんのこと、Macや
仕事で使う愛車、ストーブにも毎日ありがとう、と労ってます。

 

変人っぽいですが、
何かと周りはありがたいことだらけです。

 

さてさてさて、
今回は長ーーーいスクロールにしてやったZ!

 

年内にまた(気が向いたら)アップします。

 

あ〜
写真撮りに行きたい〜〜〜!!