素晴らしきかな人生

8月1〜2日に開催された「東川町 フォト・フェスタ2009」
露口が特別賞を頂き、2日に行われた受賞作家達のフォーラムに参加しました。
 
が、、、!
 
わたしは仕事で参加出来ず。。。
上手く行けば、夕方までに東川に入れるかな〜と踏んでいましたが…残念。
 
石川直樹さんに会いたかったぜ…
 
いや、まったく誰のせいでもありません。

話せば長くなるので省きますが、全てこの長雨が悪いのです。
このうっとおしい長雨のおかげで、前後のスケジュールが色々狂い
この日に仕事を入れざるを得ない状況になっただけなのだから。
 
あぁ、石川直樹さんに会いたかった…
長雨の奴…
  

とーこーろーがーっっっっっ!!!
 
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ゲスト参加の師匠に頼んで買って来てもらいました。

しーかーもー!!!
 
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ハイこれ! どう!これ、どう!?
 
出発前に「可能であれば…石川さんのサイン本を…」と頼んではいたのですが
まさか名前入りとは。うっは〜。

我が人生において初のサイン本。

ありがとうございます。石川さん。
北海道にお越しの際は、是非是非、フレメンにお立ち寄りください!
 
やっぱり会いたかった…石川直樹さん。。。
 

石川直樹さんはまだ30代前半のまだお若い写真家さんなのですが
世界中を飛び回り、人、自然、空間、季節…あらゆる地球の姿を撮っておられます。

私は批評家では無いので、こう、上手い事説明出来ませんが
石川さんの写真は、シンプルで余計な飾りが無くて、いらん説教臭さも無くて、
へんな気構えなく誰もがスッと入りやすい優しさがあります。
 
コンセプチャルな「アート写真」が主流の昨今では
このストレートな写真に逆に新鮮さを感じます。
 
カメラのスペックだとか、解像度がなんたら、とかソフトがなんちゃらだとか、
普段我々が「仕事用に」必要に迫られ、追い回されている事柄とは別の次元だな〜と。

もちろん、日常作業の中ではご本人も当然デジタルのあれこれを駆使しているのでしょうが
それとはまったく別の次元の話。

素晴らしいスペックのデジカメも、押すだけの「写るんです」も仕事は一緒。
何かを写す、記録する、というだけの簡単な話で。
 
何かを撮る、なぜそれを撮るのか…という写真の原点を思い出させる写真です。 

これからもどんどん良い写真を世に出して行くであろう
石川直樹さんに注目しています。
 


CASA BRUTUS 2冊

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なんだかもう、日々バタバタと慌ただしくて
すっかり告知が遅くなりましたが…
毎度おなじみ、『CASA BRUTUS』にてお仕事させて頂きました。
 
左は7月1日発売の、グルメMOOK
掲載されている全国各地のおいしいものが取り寄せ可能。
ほんともう…よだれ出そうです。
 
昨年掲載された「北海道ワイン」の写真が再掲載。
 

そして、右のイケメンは言わずと知れた岡田くんなわけですが
もちろん表紙撮影ではありません。残念ながら…。
 
今回の私の担当は
「有名市場の近くにある、おいしいコーヒー」というページです。
チラッとささやかに載ってます。
 
協力店の皆々様、お忙しい中ありがとうございました!
 
余談ではありますが
表紙を撮影されたフォトグラファー、木寺紀雄さんとは数年前に
CASAでモエレ沼撮影に来られた時にお会いしており
ライターさんと3人で円山でスープカレーを食べた思い出が。
 
かつてホンマタカシ氏のアシスタントをされていたとの事で
カレーを食べながら、撮っている作品の話や雑談等いろいろお話できました。 
それ以来、なんとはなしにその後の活躍に注目していたのですが
今やすごい売れっ子フォトグラファーさんなのです。
 
たまたま手に取った雑誌で、「あ〜良い写真だなぁ…誰だろう…」と
名前を見ると、木寺さん。という確率がすごく高いんですよ。
 
この方の写真はいつ見ても、さり気なくて、小難しくなくて、本当に良い写真なのです。

 


「カイ」第3号発売

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しつこく宣伝。

4月20日発売・680円
 http://www.northerncross.co.jp/kai/

 
私もいくつかのコンテンツと細々した物撮りを担当しています。

3号が出たばかりですが
実はもうすでに来年用の長期取材も進行中なのです。
 
北海道の地に根付いて
息の長い雑誌になってくれる事を願いつつ…

 


雪合戦マガジン 発売

1月15日発売!
 
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『雪合戦マガジン』 VOL.2          発行:雪合戦マガジン舎 500円

世界で唯一の雪合戦専門誌。(HPより通信販売、各大会会場にて販売)

北海道壮瞥町・昭和新山の麓にて毎年行われている、
れっきとしたウィンタースポーツとしての雪合戦大会の情報誌。
この大会は今年で21回目。
全国各地から集まった強豪チームが熱い戦いを繰り広げるようです。

雪国の子供なら誰でもやったはずの、いわば「子供たちの遊び」だった
雪合戦がこんなスゴいスポーツになっていたとは…驚きです。
 

公式HPはこちら
http://www.yukigassen.jp/index2.html
 
 

今回伊藤が、このマガジン第2号の巻頭ページ
日本ハムファイターズ、稲葉選手の撮影をさせて頂きました。
 
取材含め確保できる時間が超タイトだったので上の撮影もわずか3分ほどという
ドタバタさで心臓が痛〜くなりました。

*写真右・大人の事情により、顔にボカシ入りです…
 
え〜、実はワタクシ
野球とかサッカーについて、かな〜り疎い人間でありまして…

こんな野球オンチな人間が撮って良いのかな…と申し訳なく思うのですが
なぜか不思議と縁あって時おり、日ハム関連の撮影をさせて頂く機会があるのです。
ポートレートや取材がらみなので、あまり関係無いと言えばまぁそれまでなんですが。

ぶっちゃけて白状しますと・・・
撮影前日まで稲葉選手の守備さえ知らなかったという非道民です!
たくさんいるであろう、熱いハムファンの同業者の皆さんに心で詫びつつ撮影させて頂きました。
 
とまぁ、こんな私ですから
撮影前までは稲葉さんのお顔のイメージがおぼろげだったのですが(え?)
撮りながらファインダー越しにしみじみと

「かっ、かっこいいんだこの人…..」
 

実物すごいカッコいいです。
ホリが深いというよりも…ほどよく優しげですっきり整ったお顔立ちというか。

インタビュー中に時々するどい猛禽類を思わせる劇画タッチの表情になるのがまたgoodでした。
私的にはさわやかな笑顔よりも、じっとインタビュアーの言葉に耳を傾けているこの顔が一押しです!
本誌ではわりとニコやかな写真が数カット掲載されていましたが。

試合中もキリッと劇画タッチなのでしょうね。
取材中に見せる色んな表情に、シャッターが止まりませんでしたよ。 
 

限られた短い時間の中で、インタビュアーの目をまっすぐ見返して
質問にひとつひとつ丁寧にかつ、表情豊かに熱く語る姿が印象的でした。
会話のテンポがリズミカルで淀みない。頭の回転が速いなぁと感心。

当然かもしれませんが
会話中終止、臆する事無く人と目線を交わしてコミュニケーションをはかれるのは
やるべき事を積み重ね、結果を出して来た事からくる自信ゆえなんでしょう。

職業柄、取材などで顔写真の撮影が多いわけですが
理詰めで言葉をまくしたてて自分を大きく見せる人は
けっこう些細な質問で体制が崩れ、途中で目が泳いじゃったりしますから。
ファインダー覗いてると時々気づいてしまい、なんともトホホな気分になる事も…
酔うんだったら最後まで自分の言葉に泥酔しきって欲しい。
 
おっと、余談でした〜。 
 

私が勝手にいだいた稲葉選手の印象は 
そのさわやかな外見とスポーツマンとしてのイメージを裏切らない
真摯で誠実な人なんだな〜、というシンプルなものでした。
 
表現がベタ過ぎですが…あくまで野球の事を良く知らない私の
たった一日会ったにすぎない、ささやかな感想です。
 

雪合戦マガジンVOL.2には、今回の稲葉選手へのインタビューがギュっと詰まっています!
興味のある方は是非是非、上記公式HPよりお求めください。

 

 

 

 

 

 

 


仕事納め

今年も一年あっという間でした。

2008の終わりは世界的な経済恐慌という
なんともテンションの下がる年末になってしまいました。

どの職種においてもせつない年の瀬なのは同じですが
我ら企業広告の制作を生業としている者たちにとっても
例外無く厳しい状況であります。

が、しかし

裏を返せば、今ここが景気のどん底なのであれば
これ以上悪くなりようが無い、という事です!
(…二番底があるとか言わない。)

この厳しい冬の間を、春に向けての色々な準備期間にします。

そして来年の今頃はみんなで笑って過ごしているであろう、と
ささやかな希望を持ちつつ2009を迎えたいと思います。

来年は世界的にもフレメン的にも、
良い意味で、変化・変動の年になるはずです。

 
2008ーーー今年度も皆様に大変お世話になりました。
 
2009ーーー迎える新しい年も宜しくお願い申し上げます。