天高く石狩の秋

石狩浜ここのところスカッと青空の秋晴れが続く札幌。
 
 

地震から2週間経ち、
被害の大きかったエリア以外の飲食店や企業は
それぞれに節電は継続しつつも、ほぼ通常営業になりました。
 
  

しかし何たって北海道はこれから冬が来ますからねぇ…
発電所の復旧も徐々に進み、計画停電の必要は今の所
なさそうではありますけど100%の復旧はまだ少し先ですので
企業だけでなく、各家庭でも無駄な電気を節約するに越したことはない。
家計にも優しいし、今年は新米も値上がりしてますからね。
 
 
 

まぁ何にせよ、北海DOはでっかいDO!
ぎゅうぎゅう詰めにすれば本州の半分くらいの県が入る広さ!
 
 
停電以外の被害がなかったエリアの方が多かったわけですし
札幌市街は大通公園でオータムフェストもやってますし
ほぼほぼ、いつも通りの賑やかさですよ〜。
 
 

札幌では、夜はコンビニや個人のお店などで自主的に行灯を消していたりで
普段はまばゆすぎるネオンや照明が少しだけ大人しいくらいです。
 
  
 

「被災したばかりだし北海道に観光なんて不謹慎では…」
などという心配はご無用です! 
北海道は食や自然を楽しんでいただく観光地の集合体でもあります。
道内外の皆様たちに来ていただくことで成り立っている地域が多く
観光客の皆さんを待ちわびています!

 
という具合に、元気な観光エリアはたくさん通常営業してるので、、、
 

道外の皆々様!今が観光シーズン真っ盛りの北海道へ
美味しい秋の味覚、紅葉、温泉、イベントを楽しみに
どんどん旅行にいらしてくださいまし!!

 
 
 

 
 
 
 
さてさて、
秋晴れといえば海(なぜ)
 
 
私の行きつけ、石狩川と日本海が合流するエリア
自然保護区の自主パトロールへ。
 
 
歩きながらさらっとスナップ写真を撮ってきたので
なんとなくご覧くださいまし。
 

 

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手持ちiPone動画でブレブレですが、海!
 
石狩浜
 

 
夏には緑に覆われていたこのエリアも
今やすっかりススキ色・笑
 

北海道の初秋は地震の騒ぎで皆があたふたしてるうちに
過ぎていき、いつの間にか9月も下旬に。
  
 

あとひと月もすれば(もっと早いか?)初雪が来るでしょう。
  

そのまま根雪になることはまずなく、一度溶けるでしょうが
それを合図に晩秋も終わり、冬がやってきます。
 
 
これ以上、大きな災害が日本中&世界中で起こらないことを願いつつ。
 
 


アイヌ民族博物館・メモリアルフォトブック

web掲載OKのGOサインをいただいたので
ようやく紹介!
 
 

私的には嬉しい出来事。
 
 

今年の3月に惜しまれつつも閉館した
白老町のアイヌ民族博物館のメモリアルフォトブックが完成しました!
 

このフォト・プロジェクトに参加できて本当に光栄でした。
夢中になって写真を撮った、あの寒い日々を思い出します。
 

これは博物館に勤務されていたスタッフの皆さんの
いわば卒業アルバムを制作するようなプロジェクトで
配布されるのは関係者のみの非売品です。ちと残念ですが…
 
 

2月〜3月31日の閉館までの期間に何度か博物館へ通い、
スタッフの皆さんの仕事風景などを中心に、あれやこれやを
膨大に撮影をした、ほんの一部が写真集となって
ぎゅっと一冊に詰まっております。
 

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表紙は入り口にどーんと立っていたコタンコロクル像。

これも解体されたのよね。。。

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人の顔が写ってないページをちらり。
 
 
これは閉館日の大イベント、
「ハルランナ」という餅まき(お菓子も混ざってる)の風景。
 
チセの上から3人の男性職員が餅をまいています。
それまでは、アジア人観光客のツアーが多くて日本人が少なかったけど
最終日はお客さんもアイヌ民族の皆さんも、報道メディアも集まって
ものすごい賑わいでした。
 
あちこちで知り合いに会ったりして嬉しい1日だったな。
 
  
 
 
さっきも書きましたが、膨大な量の写真を撮影&納品して、
あとは制作担当の方にセレクトや編集はお任せして
楽しみに待つこと数ヶ月。
 

8月に届いたのですが、掲載許可が下りてさて!と思ったところへ
巨大地震があり…ひとまず落ち着いたところで
満を持しての告知です!
 
 
 
 
何度も何度も観たイオマンテリムセの歌と踊り
ムックリやトンコリの音色、
それを見つめるアジア人観光客たちの興味津々な表情、
チセの煙、吊るされた鮭の燻製、冷たい空気、ポロト湖に貼った氷、
北海道犬、ヒグマたち、売店のグッズ、
  
 

そして博物館のスタッフの皆さんの顔・顔・顔!
別の会場で行われた閉館式典での張り詰めた空気感、皆さんの表情…
後半の歌と踊りは博物館のスタッフのみならず、会場に来ていた
アイヌの方々もどどっとステージに上がって何重にも輪になり
圧巻の大舞踏になりました。 
もう、もう、鳥肌立てながら夢中でシャッターを切りまくってました。。
 

いろんな出来事がしっかり五感に焼き付いて
懐かしさで胸がいっぱいになります。
あちらからしたら短期間関わっただけの写真業者なのに、
もうあそこへ帰りたい状態のわたくし(笑 
 

 
 

ページをめくるごとに撮影に通っていた愛しい日々が思い起こされて
私にとってもメモリアルなフォトブックになりました。
できることなら、ブックに載せきれなかった写真たちも
見ていただきたかったなぁ。。。電話帳くらいの写真集になったわ!
 

 
非売品ゆえに、一般の皆さんの目に触れる機会はあまりないでしょうが
(スタッフのご家族、友人知人、くらいでしょうか)
うちのスタジオには置いてますので、配布はできませんが
よかったら閲覧しに来てくださいまし!

 
 
来年、2020年4月下旬、アイヌ民族博物館は
国立アイヌ民族博物館としてリニューアルオープンします。
 
 

 
 

 


そろりそろりと日常へ

巨大地震から今日で一週間。
 
 
 
まだまだ被災地は大変な状況が続いていますが
ようやく物流も戻りつつあり、交通網も少し(だけ)増えたことで
食料や物資、人などの重要事項が現場に届きだしているようです。
 
 

少しづつ、少しづつではあるけれど
冬が来る前に絶望的な状況から改善され始めて本当に良かった。。
もうすでに朝晩の冷え込みが厳しい地域もありますが
これが本格的な冬ならばさらに何十倍もの災害になっていたと思います。
 
 

ライフラインが復旧し、稼働できる地域の人々は
被災地のためにも日常を回していかねば。ですね。
 
 

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そわそわしててもしょうがないので
まずは北海道神宮へ素早い復興と今後の被害が広がらないように
お願いに行って気分だけでも落ち着ける。
 
 

意外なことにアジア圏のツアーの観光バスが何台か停まっており
この切ない時期の北海道に来てくれてありがたいなぁ…と思ったり。

 
 
そうそう、七五三の羽織袴を着た男の子がお参りに来ていて
どうやらこのアジアのツアーのご家族だった模様。

せっかくのめでたい家族の記念だから、パパさんも写真に写るように
シャッター押してあげようかな?と寄って行ったら
ちゃんと、ツアー専属のプロカメラマンが同行してて
バシバシたっくさん写真撮ってもらってました!
  

よかったよかった♪
家族だけでお出かけすると、パパやママが交互にシャッター係に
なってたりして「家族の誰かが不在の写真」が多くなりますよね…
  
私は今まで大好きな写真で食べさせていただいてきたので
こういう現場に出くわしたらシャッター係を申し出るようにしています。
 
 
もちろんいちいち
プロのカメラマンなんですぅ〜なんて言いません。
ただ「よかったらシャッター押しましょうか?」と声をかけるだけです。
 
ここで一枚でも二枚でも撮った写真が何十年先までも残っていけば
子供達にとって大事な思い出&宝物となりうるわけですし。
 

日常の生活の中で、写真でできる小さな恩返しを心がけています。
エラそうで笑っちゃいますが、写真行為に対しては誠実な私です・笑
 
 

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神宮のあちらこちらに大量のどんぐりが落ちていて
あ〜、ドタバタしてるうちに秋が深まってきてるんだなぁ…と。
 
 

本来ならば、食&芸術の秋真っ盛りな土日に
この震災の影響でいくつかのアートイベントや
仕事までもが無くなってしまったけど(←ひえええ..)
まずは今、元気に暮らせていることに感謝。
   

ここは踏ん張りどころ! みんな同じ。
絶対に良い方向に転がっていくに違いないのだ!!
 

 
 
 

地震の前日、北海道の中心から主に西側エリアは
南から北までとんでもない台風が直撃して各所で停電や倒木、
建物の破損などの被害があったばかりでした。

 
 

私の居住区、札幌市内も珍しく激しい雷がしばらく続いて
我が家のベランダからも時々でっかいイナズマが走るのが見えて
不謹慎にもその一瞬しか見られない鋭い光に引き込まれてしまった。。
 
  

たまたま持ち帰っていた仕事用のカメラを持ち出して撮影。
イナズマがどこに走るのか読めないので手持ちでぐるぐる
数撃ちゃ当たる方式で収めた光を作品にしました。
 
 
 

遠くて平面に見える ”空” という場所にも
雨、稲光りがその隙間に存在することで
ここにもまた奥行きが生まれているのだな、と。
 
 

⬇︎どうぞどうぞお立ち寄りくださいまし。
p:blog

スクリ


北海道胆振東部地震

9月6日午前3時7分
北海道の胆振地方を中心に起きた大地震により
残念ながら命を落とされた方々のご冥福をお祈り申し上げます。
お身内の皆さまのご心情、いかばかりかと思います..

 
 

そして大きな被害に遭われ、未だ不便な生活を余儀なくされている
多くの皆々様にも早く日常の生活が戻ってきますように。

 
 
 
私も札幌市の自宅にて就寝中でした。
幸いなことに、マンション1Fにある自宅は多少揺れに強いようで
破損も落下物もなく、同居の母、インコ6羽ともに無事です。
さらに仕事場のスタジオ、カメラ機材、Mac周辺機器、すべて無傷です。
  

道内外よりご心配いただいた皆様
ありがとうございました。 
現在札幌はほぼライフラインが復旧し私も既に通常業務に戻っております。
(清田区や東区の大規模な地盤沈下の被害があったエリアはまだかも…)  
 
  

ガソリンが手に入り、物流が動き出して食料が少しづつお店に並び、
家に明かりがつき、トイレや水道の心配がなくなるって
こんなにも幸福なことなのか!と北海道民は大きな気づきを得たと思います…。
いつもは「引っかかったぁ〜」と思ってた赤信号さえも愛おしい!!
 

 
メインだった震源地の発電所がまだ故障中で、電力が充分ではないです。
通電した道内地域は引き続き節電を心がけていきましょう。
 
 
  

6日の朝は地震と同時に停電になり、モーターで稼働している水道もストップ。
ガスはプロパンなので使用できました。
 
飲み水やトイレ用の水の確保、老母がトイレが近いので公衆トイレへ
連れて行ったりと、我が家は少しの時間不便でしたが 
同日15時〜16時頃には電気、水道も復活し水、トイレ問題は解消しました。
 
TVのニュース通り、数日間は通電地区、停電地区が入り乱れ
札幌市内でも2日ほどの差がありました。
 
 
私の住む地区はほんの少しの不便で済み、老母がいるので助かりました。
あ、老母と言ってもまだ生きがいの仕事に短時間ながら週4で
行っているので口と頭は達者、足腰の老化以外は大丈夫ですけども。。 
 

 
未明の大地震で揺り起こされた後、
iPhoneのライトを頼りに母&インコたちの無事を確認したのち、
すぐ鍋にとりあえずの飲料水だけ貯めつつ速攻で着替え。
(停電だけど、タンク内の水がちょろ〜っと出てた)
  
 
兎にも角にもスタジオの仕事道具たちが気になりすぎて
地震から30分後には家を出てスタジオへぶっ飛んで行きました。
余震が心配なので念のため母も車に乗せて。 
  

すでに信号機はすべて停電していましたが
早朝4時前で他の車も少なかったのでなんとか大丈夫でした。

スタジオのある岩佐ビルは札幌で一番古いビルですが
かつてラムネ工場だった建物なのでどっしりと頑丈で
スタジオのある1Fは上の階より揺れに強いらしくすべて無事。
 

「Macが〜っ!EIZOの4Kモニターが〜っっ!!!」と心配しましたが
何一つ、全く落下しておらず、ひとまずホッと脱力。。
  
更なる余震に備え、暗闇の中またiPhoneの光を頼りに
シェアしているフレメン写真製作所のも、私リトミコフォトグラフィーのものも
モニターやカメラ機材、ストロボ機材、本棚上部の重い写真集などを下ろし、
とりあえずドッチャ〜っ&わっさ〜っと安全なスタジオスペースに広げ、
モニター類は寝かせて安全に養生してきました。 ふぅ。。
 
 
カメラはもちろん専用バッグに入れてたりしますが
頻度の少ないレンズたちはケースに入れて棚に並べていたのでそれも心配で。
幸いにも仕事道具も破損なし、機材の安全確保もしたところで
ひとまず安心して自宅へ戻りました。
 

帰路の5時頃にはもう、暗いコンビニに水や食料を求めて人が溢れていました。
それも今現在は、パンやおにぎり、お弁当類は品薄なものの
スーパーも営業再開し出したので、大混乱は解消されています。
これはもう直ぐ日常並みに戻るかと。
 
 
 
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地震直後はインコ’sみんな大騒ぎだったけど、今はもう通常営業。
1羽飼いだったら精神的ダメージも大きかったかもしれませんが
6羽いるので、お互いに心強かったと思います。インコは本来群れなので。
 
 
  
 

それと今回特にありがたかったのは、
数年前に退職&結婚し、現在は家族で関東在住の
元アシ子・カナモリが遠隔で情報をバックアップしてくれて
めちゃくちゃありがたかった!!!!

 
  
 

電波がどんどん悪くなってネットも繋がりにくくなった頃に
iPhoneのメッセージアプリを使って
近隣の給水所、避難所、電気復旧などのタイムリーな状況を調べて
遠隔で情報を送り続けてくれました!
まだ達者とはいえ、地震の数日前に足を捻挫して満足に動けない母がいたので
助かったよ〜〜〜。  

 
  

途中でこちらからは電話もメールも送れなくなったけど、
相手からの送信メッセージはギリギリまで届いてて
最後に「送電一部再開!」という希望のメッセージが届いた後完全圏外に。
情報弱者になっていたところ、本当に心強かったです。
   
 

ありがたい、本当にありがたいサポートでした。
被災地には情報が届きにくい、ということを身をもって理解。

もう辞めて7年も経つのに、心配してくれて感謝!
彼女は思えば一年も在籍してなかったのだけど、
そのあとも関東へ引っ越すまで時々交流があったりして。
今回は的確な全力サポートが心に沁みました。。。(涙
 

 
東京で頑張ってる元アシ君も地震後にすぐ連絡くれたり、
私も道内在住で今も繋がりのある元アシ君たちの安否確認をしたり。
 

名物元アシ・エンドウくんは、母とトイレを求めて車で移動中に
近所でバッタリ遭遇!直接無事を確認できました。
もともと住んでるエリアが近いのだけど、こっちは車内、あっちは歩道で
お互いワタワタ〜っと窓越しに10秒くらいの安否確認だったけれど  
1分ズレてたら遭遇しなかったかもしれないので不思議なタイミングです。
 

それぞれに数ヶ月から、数年というまちまちな期間だけど
関わりのあったアシスタントさんたちのことはずっと覚えています。
写真の道に進んだ子も、別の道で頑張ってる子も、良きご縁で出会った子ら。
みんな幸せになってくれるよう、いまだに思い出しては願ってます。
  
 
 

  
今回は北海道がドーンときましたが
大阪も台風の後、大きな被害が解消されない地域もあり
被災状態が続いていますね。。
 
ここ数年、日本だけでなく世界中あちこちで大きな自然災害が起こっています。 
地震大国の日本はどのエリアでも災害の備えが必要だなと痛感しました。
 
 
電池、懐中電灯、ラジオ、飲料水、薬、携帯の充電器(電池式がベスト)
数日間分の食料、ガソリン、ポータブルの暖房器具、灯油…
 

物流がスムーズになり、あらゆる品々が巷に戻ってきたら
我が家も改めて防災グッズを揃えようと肝に銘じました。
 
 
まだ余震が続いていますので
北海道内の皆様、お互いにできる備えはしつつ、気をつけましょう。
 
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余震に備えて、まだ数日は機材やモニターを寝かせ、養生して帰ります。

 

 

 

 

 
 


「差異の写真」アートトーク告知!

すでに私のSNSでは告知済みですが…
 
 

な、なな、なんと!
 
 
 

明日の15時からのイベント告知ですよー!!!

  
 

SNSで繋がってない皆様におかれましては青天の霹靂。
めちゃくちゃギリギリのお知らせですけどもよかったら是非。
 

 

 

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師匠かつ、元勤務先の社長だった、写真家の露口啓二氏が参加する
現在北海道立近代美術館にて開催中の『北の美術家群像』展に
出展中の作品「地名」についてのトークイベント。だそうです。
 
 

”北海道芸術学会アートトークvol.44”
2018年9月1日(土)15:00~16:30
会場 北海道大学人文・社会科学総合教育研究棟W104室
(札幌市北区北10条西7丁目)
講師:露口啓二氏(写真家・フレメン写真製作所)
聞き手:松山聖央氏(北海道立近代美術館 学芸員)
http://www.hokkaido-art-society.net/
 
チラシやHPによると、予約不要でどなたでもOKらしいです。
 
ただ、それほど大会場ではなさそうなので
当日お客さんがたくさん来たらどうなるんだろう。。
立ち見かもしれませんので、ハイヒールじゃない方が良いかもしれません。
 
 
わたくし、告知のみで主催スタッフではないので状況は謎です。
 
 

会場で「こいつが伊藤か?」と思わしき人物がいたら
どうぞお声をかけてくださいまし。
違ったら自己責任にてご対応願います・笑