ソウルフードin小樽

11月ですよ。 寒いったらもう。。。

インフルエンザがまた流行り出してるらしいので みなさまもご自愛を。

 

先週、取材で小樽のとある秘境に行った帰り ライターさんと遅いランチを。

「なると」本店へGO

小樽市民のソウルフード(と、小樽人が言ってました。)

『若鶏定食』
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名物の半身揚げがどーん。 ランチタイム料金 で¥1,000

いやいや、何度食べてもウマいっす。
味・ボリュームともにあいかわらずの迫力で満足しました。

私はこちらの本店でしか食べたことはありませんが
今やあちこちに支店ができてますね。
「自分は◯◯店の味が好きだ」という通なコダワリファンもたくさんいるようです。

 

小樽は札幌の隣街ですので、車ですぐ。 公私ともに時々行きます。

父親が海・ドライブ好きだったせいか、小さい頃は休日ともなれば
しょっちゅう小樽か石狩のどちらかに強制連行されてました。

当時の小樽は、今のようにステキな観光スポットがたくさんあったわけじゃなく…

子供にとって海水浴の出来ない時期の浜辺はただ物悲しいだけであり
親としてははり込んだ小樽の新鮮な寿司ネタの味も子供にゃよく分からず
唯一「おたる水族館」だけが心の支えだった記憶があります。

たまになら喜びも大きかったのでしょうが頻繁だったので
正直、近所で友達と遊んでた方が 楽しかった。。。

お楽しみ的に行き先を秘密にされつつも、連行中の車のBGMがベンチャーズだと
「…あぁ…きょうもまた海なのか…」と諦めつつ揺られたもんです。

 

そんな子供時代だったのに、今はちょっと疲れてくると「うぉ〜海見て〜・・・」と、
小樽の北防波堤あたりにメンテナンスしに行きます。近いので。

日本海の波しぶきがねぇ、マイナスイオン出してくるんですよ。
凪いでるより荒ぶる波のほうがすっきりしますね。

大人になってから「小樽返り」してるのはおそらく

札幌生まれ・現在住で、故郷というものを持たない私が
子供の時の記憶から小樽にふるさと感を求めているのかもしれませんね。
ここ数年の道北好きとは別に。

と、
若くして戦死した母方のじいさんが徴兵まで小樽で炭店を営んでいたことが数年前に判明。
美唄育ちの母も、生まれ〜3才までは小樽市民だったとか。(本人は美唄っ子自認ですが)

遠〜〜〜い昔の話とはいえ・・・何かの縁を感じます。

海好き、運転好き、写真好き、音楽好き、は完全に父方のDNAの成せるワザです。