巨大地震から今日で一週間。
まだまだ被災地は大変な状況が続いていますが
ようやく物流も戻りつつあり、交通網も少し(だけ)増えたことで
食料や物資、人などの重要事項が現場に届きだしているようです。
少しづつ、少しづつではあるけれど
冬が来る前に絶望的な状況から改善され始めて本当に良かった。。
もうすでに朝晩の冷え込みが厳しい地域もありますが
これが本格的な冬ならばさらに何十倍もの災害になっていたと思います。
ライフラインが復旧し、稼働できる地域の人々は
被災地のためにも日常を回していかねば。ですね。
そわそわしててもしょうがないので
まずは北海道神宮へ素早い復興と今後の被害が広がらないように
お願いに行って気分だけでも落ち着ける。
意外なことにアジア圏のツアーの観光バスが何台か停まっており
この切ない時期の北海道に来てくれてありがたいなぁ…と思ったり。
そうそう、七五三の羽織袴を着た男の子がお参りに来ていて
どうやらこのアジアのツアーのご家族だった模様。
せっかくのめでたい家族の記念だから、パパさんも写真に写るように
シャッター押してあげようかな?と寄って行ったら
ちゃんと、ツアー専属のプロカメラマンが同行してて
バシバシたっくさん写真撮ってもらってました!
よかったよかった♪
家族だけでお出かけすると、パパやママが交互にシャッター係に
なってたりして「家族の誰かが不在の写真」が多くなりますよね…
私は今まで大好きな写真で食べさせていただいてきたので
こういう現場に出くわしたらシャッター係を申し出るようにしています。
もちろんいちいち
プロのカメラマンなんですぅ〜なんて言いません。
ただ「よかったらシャッター押しましょうか?」と声をかけるだけです。
ここで一枚でも二枚でも撮った写真が何十年先までも残っていけば
子供達にとって大事な思い出&宝物となりうるわけですし。
日常の生活の中で、写真でできる小さな恩返しを心がけています。
エラそうで笑っちゃいますが、写真行為に対しては誠実な私です・笑
神宮のあちらこちらに大量のどんぐりが落ちていて
あ〜、ドタバタしてるうちに秋が深まってきてるんだなぁ…と。
本来ならば、食&芸術の秋真っ盛りな土日に
この震災の影響でいくつかのアートイベントや
仕事までもが無くなってしまったけど(←ひえええ..)
まずは今、元気に暮らせていることに感謝。
ここは踏ん張りどころ! みんな同じ。
絶対に良い方向に転がっていくに違いないのだ!!
地震の前日、北海道の中心から主に西側エリアは
南から北までとんでもない台風が直撃して各所で停電や倒木、
建物の破損などの被害があったばかりでした。
私の居住区、札幌市内も珍しく激しい雷がしばらく続いて
我が家のベランダからも時々でっかいイナズマが走るのが見えて
不謹慎にもその一瞬しか見られない鋭い光に引き込まれてしまった。。
たまたま持ち帰っていた仕事用のカメラを持ち出して撮影。
イナズマがどこに走るのか読めないので手持ちでぐるぐる
数撃ちゃ当たる方式で収めた光を作品にしました。
遠くて平面に見える ”空” という場所にも
雨、稲光りがその隙間に存在することで
ここにもまた奥行きが生まれているのだな、と。
⬇︎どうぞどうぞお立ち寄りくださいまし。
p:blog