スタジオ仕事チラリズム

あっと言う間に雪祭りも終了し
同時に、せっかく上昇して来てた気温もグッと下がり
また寒々しい冬の北海道にもどりました。
 
いかがお過ごしでしょうか。
 
そんな本日は
長〜〜い事、レギュラーで撮影させて頂いている
某、ポスター撮影のライティングテストをスタジオでちみちみと。

 

一年分の8バージョンを1日で全部撮影するという
濃いぃスケジュールなので、当日は悠長にやってられません。

海外や東京から来る外人モデルだと、帰りの飛行機に間に合うように
毎回、ドリフのコント並みの早変わりでセット変えしなければなりません。
 
なので、事前にじっくりと
各シーズンごとのライティングイメージを作っておきます。
 

_MG_8438_1.JPG
アシ・右往左往しながらがんばってます。
 

何回もテスト撮影を重ねて、本番用のライティングのベースを作り込んで行きます。
 

但しこの時点では「THE 日本人!」な私自身をアタリに事が進むので
当日、凹まないように…あくまで、ざっくり作るのがこつです。
 
男子アシのお顔ですと、メイクした時の反射具合がどうにも、さっぱり読めない…となるので
自分でライティングして、自らモデルになり、アシスタントにシャッターを切ってもらいます。
 

まさに自作自演。。。

この痛々しいセルフポートレートが大量にあるので(ライティングの資料用として…)
何かあった時、勝手に遺影にされないようにしておかないと
…死んでまで恥をさらす残念な結果になってしまいます。

 
で、 
そのテスト過程をアシスタントが、詳細(各ストロボごとの露出バランス等)を書き記し
多灯ライトの位置関係や高さを分かりやすく画像として残したりします。
(あ、よそ様がどのように進行してるかはナゾです。あくまで伊藤流です。)

ある程度イメージが固まってしまえば安心して
当日、ホリの深〜い顔立ちのモデル本人にあわせて柔軟にライティングが組める、というわけです。
 
 
しかし毎度の事ながら
本番撮影後、外人モデルと自分のテスト撮影の写真を並べると・・・
おんなじライティングなんだけどなー、おっかしいなー
 
 
あれです、
ギャッツビー洗顔したらキムタクに変身するあのCMが…リアルにこの心に響いてくるのです…。


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