生まれ出づるもの

7月19日の朝方

我が家に5年ぶりのnew face が!

 

ただいま6羽のボタンインコと同居中なわけです。。。

 

グロいけど直視するがいい。

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きのう撮影 生後5日目のボタンインコとはまだこんなに未熟だ

10日すぎたあたりから目も少しづつ開いてきて、ぽわぽわの羽も伸びてくるはず。

 

インコのヒナを孵すのはこれで4羽目なんで、余裕かと思いきや

今回は過去3羽のベテラン肝っ玉母さんとはちがう、新米母なので
ちゃんと育児するのかどうか心配だった。

この母鳥こそ伊藤家生まれ第1号ヒナで、箱入りのわがままお嬢なんである。

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新米母・アポロさん5才

しかし母性とは偉大なもんです。

だれに教わらずとも、子孫繁栄に必要な情報はちゃんとDNAに書き込まれているらしい。

 

一生懸命、口移しでヒナにえさを与え、愛情一杯にあやし可愛がって育児している姿は
自然界の神秘を感じて感動すら覚えます。

 

飼育係のわたしは直接の育児以外の、かごの保温(夜は寒いし)とエサや小松菜の管理と
巣箱の中のヒナのベットにしてるおが屑の取り替えを担当しています。

ヒナのフン尿で汚れるのでね、きれいな寝床になると母鳥もうれしいようですわ。

あとは成長記録係ですかね。

オス鳥とは元々別のカゴで飼っており、過去に一度同居させようと試みましたが
カゴ外ではべったり仲良しなのに、同居したとたんオスが足を噛まれ大けがして入院…
ボタンのメスはときに凶暴になりますが…どの世界もメスってのは最強ですわ(笑)
以来、それぞれお隣同士の別居生活です。

 

一般的には、ヒナに人間のにおいが付くと親が育児放棄、ヒナに触れてはいけません!
うんぬん、と言われてますが…ねぇ。。。

野生ならそうかもですが、親がそもそもベタ慣れのお茶の間ペットなので、
我が家の場合は毎回、飼い主の私と母鳥との共同作業で子育てして成功しとります。

母鳥も、私が巣箱の掃除をする際にヒナに触っても怒りません。

むしろ私がヒナの面倒を見ている間に、母鳥は外に出て飛び回り、水浴びをしたり
他の仲間達と遊んだりして、文字通り「羽を伸ばして」ストレス発散。

で、掃除が終わり巣箱をカゴに戻すと、それを見ていてちゃんとヒナの元に戻ります。

今はまだ短い時間、10分程度ですけどねー

 

わたくしを子育てのパートナーとして認めてくれているようです。
別のメス鳥の時もまったく同様で3羽育てました。

 

この辺の信頼関係は鳥の種類によって、備わった気性も違うし
飼い主とのコミュは各家それぞれだと思うので…一概には言えませんけども
この方法なら、オスと別居での繁殖もムリな話ではありませんので ご参考に。。。