目がヒリヒリで痛いんですよ。
早い話が、眼球のかるいヤケドですな。
大口径レンズで集めた光をレフ(ミラー)に受けて
それをプリズムに通して像を見る、ってのが一眼レフの仕組み なのです。
大口径の解放値の明るい、要はプロ使用のデカくて高〜い レンズほど
光をたくさん集めますから危険度MAXです。
わざと太陽光のハレーションをアクセントとして取り入れ、
新緑の風景などを撮るときも、同じく軽くヤケドするので
目が多少ピリピリします。
ただし我らはプロなのでファインダー内の太陽光を
「直視しないよう、視てるようで、微妙に視線を外しつつ…」という
キケンと隣り合わせの職業的テクが有るような無いような(何それ?)
無茶な事もたまにやります。
とはいえ、今日のように直接太陽にレンズを向ければ
誰でも平等に痛い目に遭いますんでね。。。
か、今のデジ一ならライブビューという手もありますし…
つうか、
三脚たててアングル固定しとけば、何度も覗かなくて良いのですよ。
以上、自分に贈る言葉でした・・・!
6月6日も金星と太陽のコラボ・ショーがありますから
写真に納めたいという方も多いでしょうが、
一般の一眼レフユーザーのみなさん、特にご注意を!(プロは自己責任)
ぜったいに専用フィルターなしに直接ファインダーを覗かないように!
レンズの口径が小さく、解放値が大きければ 、
まぁ、、、絶対に保証は出来ませんが、まちがって
「一瞬うっかり見ちゃった」程度なら過度に 心配はいらないかと。
直視するのは厳禁!!ですよ。肉眼直視よりも大変っすからね!
大きな画像はこちら『PHOTO WORKS』ページにてどうぞ〜
太陽の黒点と、周囲のメラメラがちょいと見えます。
仕事に行きがけに、自宅の窓から身を乗り出して
横着して「手持ちで」デカい&長い望遠レンズを構えて撮影。
乗り出さないと、向いの家に隠れて見えない アングルだったわけよ。
一応、専用のNDフィルターを装着の上(…最適レベルじゃないやつ)、
太陽が雲に覆われた時を狙って「ちらっ!ちらっ!」と
なるべく直視しないように、太陽光のはじっこあたりを
チラ覗きしながらアングルを決めてシャッターを切る。
んなことするんだったら、
広い公園とか行って 撮ればいいじゃ〜んという手抜きっぷり。。。はは。
日本で見られるのは25年ぶりなんだそうで
へぇ〜、と思ってたら
今回のような日本の「広域で」観測できる金環日食は
なんと平安時代の1050年以来なんですと!
次回、同じような範囲で観測できるのは300年後とか。
そして来る6月6日には「金星の日面通過」というイベントがあり
金星が太陽の前を「ちょっと、通りますよ…」ってな具合に通り過ぎるわけです。
これは見逃したら、次のチャンスは105年後だそうで。
どっちも生きてる自信がまったく無いわー・・・
しかし貴重な天体ショーが続けて見られるとはありがたい。
こうして太陽の前に月が重なってるのを見ると
宇宙空間ってのはほんとに奥行きがあるんだなぁ…としみじみ。
いつもは空に点々と張り付いた2次元的な星空しか見れないからなぁ。