撮り初めへ

元旦くらいはゴロゴロしてやろうと思っていましたが
つまらない正月番組にも飽き飽きしてしまい2010の初撮りへGO。

大晦日にも、2009夜景撮り納めに出かけたものの
風がちょっと強めで断念。。。
長時間露光の夜景撮影は風でブレブレになるのです。
(私の場合、数十分に及ぶ露光になるので…)

今にも雪が降りそうな気配のなか
何末年始には必ず眺めに行く、私のパワースポット
私的北海道遺産と勝手に称している「月寒アルファコートドーム」へ。
 
 
ついでなのでここで紹介
時々、撮影機材について聞かれる事があります。
いつも作品撮りはどんな感じなのかというと…

DPP_0101_1.JPG

メインはこんなですよ。
ハッセルブラッドというスウェーデン製、ブローニー判フィルムカメラです。
これにカラーネガを入れて撮影してます。風景の場合、日中でも三脚載せが多いです。
その他にCANONデジタル一眼や、CONTAXというフィルム一眼数台、コンデジ2台ってとこです。
ちなみに全部私物です。写真はお金かかりますね。。。レンズが特に。
 

ところでこのドーム(上の写真がそれです)
ネーミングライツの都合で数年前にこの名前になりましたが
私の子供の頃は『月寒の共進会場』と呼び、しょっちゅう遊びに行った思い出が。
牛や豚などの畜産関係のせりも行われていたので、時々
周辺一帯の地域がものすごい香りに包まれたものです。夏なのに窓を閉めないと…
 

毎年、夏休みに開かれるイベント『こども博』(正式名不明)なる
子供が喜びそうな科学、宇宙、自然、冒険のアトラクションが詰まった博覧会が行われたり

何と言っても、あの『北海道博覧会』が開催されたスゴイ場所なんです。
家が近かったので、何度も足を運んでは「ひょえ〜〜!」と
子供心にその近未来的なスーパーテクノロジーに圧倒されまくったものです。
 

ハイテク当たり前な現代から見れば「…で?」というレベルのものなのでしょうが
当時としては科学技術の最先端が集まっていた訳ですよ。
 
この道博では「宇宙人の触覚」と呼ばれ大ブレークしたアイテムが!
[ヘアバンドから二本の長いバネが伸び先端にキラキラした星やハートがくっついた代物]
を大人から子供までつけて闊歩していました。
もちろん私もブルーの星のを装着して宇宙人気取りですよ。
 

少し大きくなってからは「月寒グリーンドーム」の名前でお馴染みになり
大好きなアーティスト達のライブでお世話になった場所だった。
札幌ドームが出来る前は、数々のビッグネームたちがここでコンサートを催した時代も。
あぁ、何度通った事でしょう…。おぉ。。。消えて行ったバンド達…
 

とまぁ長くなるので端折りますが
地元なせいか、話せばもっと色々とこの場所には沢山の思い出がありまして
私としてはもはや、聖地といっても過言ではない場所です。
当然今日も、初詣より先にこちらに行きましたとも。
 

北海道の汚点『食の祭典』の開催地でもあったわけで…
それ以降は時代の流れとともに、他の新しいホールへと役目は引き継がれ
いずれ無くなる事が決まったようですね。
この景色が見られなくなるのはとても残念でなりません。
 

今はもっぱら、被写体として度々お世話になっております。
 

DPP_0100_1.JPG
 
 HASSELBLAD 503CW

撮影カメラ:CANON EOS 5D MARKⅡ


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