数日前の20(火)〜21(水)と
阿寒湖エリアに出張しとったのですよ。
前の週は春のポカポカ陽気 だったっちゅうのに
前日から雪がわさわさと戻っていらした。
おかげで進行方向の高速道路で事故発生、
通行止めとなり、途中で降ろされ国道を延々走るはめに。。。
あとで6台の玉突き事故だったと判明。
明日は我が身ですわ…
雪国ドライバーならお分かりだと思いますが
雪(氷点下)→アイスバーン→スリップ事故→玉突き事故→通行止め
事故じゃなくても 吹雪→視界不良→通行止め
というパターンが雪解けまで続くので油断ならないのですよ。
そんなこんなで大幅に遅れましたが無事に阿寒到着
休む間もなく急いでご飯をかき込み、翌日の撮影の打ち合わせへ。
終わってからホテルの大浴場に向かったら、時間が遅く
楽しみにしてた露天風呂が終了してた(泣)
でもまぁ、阿寒の温泉ですからね〜
普通の大浴場だけでもありがたやありがたや。
翌朝朝食前に、ホテル裏にて散歩
白い雪原が広がっております。
いや、、、
すでに阿寒湖の上なんですよココ!
シャキーン!! 今回のアシ君はピチピチの19歳 サトーくんです。
この時期、湖がカッチコッチに凍るので釣りやスケートリンクも楽しめるのです。
この後始まる、過酷な撮影前のつかの間の観光でした。
今回はスチール&ムービー撮影という一人二役をこなしたのですが
8時に会場入り〜18時の撤収まで私とアシくんは
昼ご飯どころか、1分の休みも取るヒマなくず〜〜〜っと働き詰めでした!
そして、大セット撤収後も休む間も無くまた運転手となり札幌へ。。。
ほんとにねぇ、、、長年やってますので
時間や精神的、肉体的にハードな撮影はいろいろありましたけども
とりあえずこの一年で一番の濃厚〜〜〜な撮影でしたw
あ、でも楽しくもありましたよ!
まぁ、私がそう思うくらい肉体的になかなかハードな現場だったのに
まだ写真学校生のアシ・サトーくん、ツライ顔ひとつせず、というか
最後の1カット終わるまで、すごい集中力で最高の働きっぷりでした。
現場で自分の出来ることを率先して見つけて動き、
私の指示なくとも、撮影に必要なサポートをMAXでこなしてくれました。
気づけばあっちこっちでお呼びがかかり
「おーいサトーく〜ん◯△☆!」「ちょっとサトーくーん!」 と、大忙し(笑)
これはちょっとすごいなぁ。。。と感心したのは
作業の合間に、スチール撮影用のPCとカメラの接続が切れてたらしいのですが
ふと見るとサトーくんがPCでソフトを再接続しているではないか!
ムービー撮影の進行に集中してた私の手をわずらわせずに
すぐに次の撮影が出来るよう、ちゃちゃっとセッティングし直していたのです。
撮影用ソフトも相当使い込んでるであろう、迷いの無い手つき。
ふつうこのケースなら、気づいたら報告してくるのは良い方で、
他人の仕事PCなんていじって何かあったら…と、遠巻きに見てるだけでしょう。
私とは初タッグでお互いの様子もまだ謎な段階だというのにエライわー
こういった種類の撮影現場は初めての学生なのに…いちいち指示を待たずに判断。
落ち着いて状況を把握してる証拠ですわ。
常にカメラアングルも自発的に確認しながら動くし、
大人達のムズカシイ打ち合わせの場にもしっかり前線で参加し、
ちゃんとその内容も把握して頭に入れて理解している。
バイト気分で後ろに引っ込んでぼけ〜っとしてる事なく
「興味を持って、自発的に」撮影現場に馴染んで自分の居場所をつくる。
コレって、ふつう専属アシの領域ですよ。。。恐るべし19歳の環境適応力!
車中でおにぎりを食べつつ帰路につき、足寄で高速に乗ってから札幌到着まで
サトーくんは爆睡し続けてましたがw
働き詰めだったし、ずっと気を張ってたのがゆるんだんでしょうね。
十分がんばってくれました。感謝!
時々ここに登場する石田くんも、何度も言ってますがこれまた優秀!だし、
今年の写学生たちはレベル高いなぁ。