KAI vol.14 明日発売

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ホッカイドウマガジン『KAI 』vol.14

発行:ノーザンクロス ¥680

 

出ますよ出ちゃいますよ〜

今号のテーマは「本」です。 きっぱり。

 

寒さキビシくつい出不精になりがちな雪国暮らし。

長〜い越冬のお供に、読書に勤しむ道民は多いのではないでしょうか?

 

単にお勧め本の紹介ならば…
ダヴィンチあたりにまかせておけばOKですが

今回のKAIは「本」そのものではなく、
本に関わる人やモノたちのストーリーに焦点を当てています。

 

 

ちなみに、ちょっと前にここにupした「篆刻蔵書印」は 本誌にも登場します。

札幌市西区で、今や希少となってしまった活版印刷(!!)
を 守っていらっしゃる昔ながらの町の印刷屋さん、
「日章堂印房」の若き4代目店主に彫っていただいたものです。

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『伊藤蔵書』ってね

 

私は本誌の『聞き書き』という連載ページにて
店主のお母様の撮影のため、お店に伺いましたが
こじんまりとした店の壁一面にビッシリと並んだ活版に
ただただ圧倒されました。。。

すごいなぁ〜

 

なんでもかんでもデジタルでチャチャっと事が済んでしまう現在。

逆にこのアナログな活版ならではの味わいを求めて
デジタル仕事にどっぷりなクリエーター達から
名刺やDMなどの依頼が舞い込んで来るのだとか。

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ひとつがだいたい5mm角くらいのがみっっしりと!

 

残念な事に、活版のための活字鋳造所が次々と事業撤退をし
現在は東京から在庫を取り寄せておられるそうです…。

ゴム印じゃないんですもんねぇ、、、鉛ですもの。

デジタルのフォントが当たり前になってる世の中で
採算が合わなくなった事業は辞めざるを得ないのでしょうね…

あぁ! まるで次々に撤退して行ったフィルムメーカーみたいじゃないのさ!!

 

デジタルの恩恵を受けまくってる身ではありますが いつも思うのは

この先どれだけ、今の電気需要量をまかなって行けるモンなのか…
かといってこれ以上の原発はキケンすぎていらんし。

 

電力依存の最先端〜で、便利〜なハイテクデジタル生活は
未来永劫続くとは到底思えません。

デジカメだって、Macだって、I Phoneだって、あーた
電気が無けりゃただの燃えないゴミっすよ。

デジデータなんて、電気が無けりゃこの世に存在さえ出来ないんですから。

 

ちょっともー・・・

 

多方面のアナログ部門、少しは残して置いたらどうかしら。

一度に大量生産はできなくとも、今より少ない電力で
少しづつ継続して供給しつづけられるようなライン。

 

アレもコレも絶えさせてしまってからじゃー遅いのにねぇ。

 

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あーあ・・・