何を隠そう私たち、広告撮影が本業なんですよ。
フレメン・フォトグラファー3代に渡り長い年月お世話になっている
某デパートのポスター撮影が迫ってきました。
3代目のワタクシが担当させていただくようになってから もうずいぶん経つなぁ…
ポスター以外のその他広告物も含めると ざっと10年くらいか。早いな〜
一日でシチュエーションの違う8パターンのモデル撮影。
当日はヘアメイク・衣装・スタジオセットのチェンジを
ドリフのセット変え並みの慌ただしさでドタバタと進みます。
恒例のお祭り騒ぎなかんじでワイワイと賑やかな現場になるんですよ。
今から8シチュエーションのライティングを作っておき
アシスタントが各セットの写真を撮影、照明データその他詳細を控えます。
こんな様子を、去年はイーダ君バージョンでお届けしましたが
今年はカナモリががんばります。
男子アシの時は、肌色やメイクによる反射具合を見る参考にならないので
私が大鏡に自分を映しながらライティングをし→自らアタリモデルとなってポージング
→アシにシャッターを切ってもらう→・・・せつない自作自演方式でした。
今回は女子アシにダミーモデルをやってもらえるので撮影に集中でき、
その分時間短縮できてサクサクと進みます。
アタリを見るために衣装に近い色の布に包まれたり…謎の布を巻かれムチ打ち風味にされたり
あれこれやらされるカナモリ。
そんなこんなしながら実際の撮影を想定してテスト撮影を重ねるわけですよ。
が!
私の自作自演のときもそうですが …
モデル本人とはそーとー顔の凹凸と全身のバランスがちがうので、あくまで「アタリ」。
来週実際のモデルがカメラテストに来るのでこのテストライティングでお試し。
本番当日はこれらをベースに、 モデルの凹凸、実際の衣装、ヘアメイクのバランスを見て
さらに調整しながら撮影します。