仕事で『アルテピアッツァ美唄』に行ってきました。
美唄の山里に広がるこの空間は
元々小学校が有った場所。
旧・栄小学校の校舎をそのままギャラリー(&幼稚園)として再利用。
趣のある木造校舎の中、外の広大な園内には
世界的彫刻家・安田侃氏のオブジェがたくさん常設してあります。
安田氏はここ美唄市出身のアーティストです。
写真家・森山大道氏の写真展も開催された事もありますので
フレメンHPをご覧の皆様の中にも、足を運ばれた方が多いのでは。
コチラの白バージョンが札幌駅エントランスに、どど〜んと鎮座してます。
雪に埋まってます…
仕事用には、夏の写真を拝借する事に。今回は館内ギャラリーだけおシゴト撮影。
何度か訪れてますが、せっかくの屋外彫刻が埋没して見えないものもありますので
初めての方は、まず冬以外の観覧をおススメします…
まだまだ積雪が多いので、園内を自由に歩き回る…とはいきません。
もっと引きアングルを・・・と下がったら
膝までズボッと雪にハマって、今年初転びとなりました。
このあとまだ取材先が残っていたのでジーンズが濡れない立ち位置で妥協。
納品に関係ない写真は手を抜きまくるダメな大人。
そういえば昨年の秋頃
母方の親族が集まった、とある場所に
安田侃さんのオブジェが展示してあったので
みんなで「うわ〜、これ高そ〜」などと下世話な事を言ってたら
なんと叔父が
「あいつ、オジさんと同級生なんだぁ〜」と、いきなりのアイツ呼び!
「ま、オジさんらの同級生の中じゃ一番の出世頭だなっ!ハッハッハ〜」
なにそれ! 初耳なんですけど〜!
おぉう、見慣れた叔父がなんだかちょっと神々しく見える…
そうだった、母方一族は美唄市出身者なんでした。
叔父とは高校の時一緒だったらしい。
しかし向こうは覚えてないかもよオジさん。。。
同じ環境下で育っても、進んだ未来は随分違ったもよう。
サラリーマンを全うした叔父の人生もそれなりに幸せそうですが…うん。
そしてさらに不思議とご縁があり、今はもう引退してしまいましたが
地元美唄で長年教育者だった母のいとこ氏が定年後
この「アルテピアッツァ美唄」の事務局長をしていたり。(現在は別の方に代わってます)
勝手に小さなご縁を感じつつ、パシャっと撮り逃げ。