根室で釣り

先週、某大企業さまのロケで根室にこもっていました。 私以外の制作スタッフは皆東京から上陸、という ややキンチョーしつつの初顔合わせでしたが 皆さんとても気さくに接してくれたので 夜の宴会含め、楽しいロケになりました。 現地でガイド役をしてくれた方がまた! とてもイイ方で、仕事以外の部分でも 随分と我々を楽しませてくれました。 環境関係の撮影だった為 みんなで林の中を歩き回ったり 釣り船に乗って風蓮湖側からの景色を 撮影したりというもので ほぼ1日中外にいるので寒い寒い。。。 道産子とはいえ、made in Sapporoの私でさえ チョ〜寒い今時期のオホーツク。 軽装な東京スタッフには気の毒な厳しさでした。 そんな中、風蓮湖でちょっとした釣りを体験。 伊藤の釣果。カレイ3枚、変なの2匹。 同行のライターさんが撮ってくれました。 コドモの時以来の釣りでしたが なかなか良い成績でした。 クロガシラという高級カレイも釣ったみたいです。 夜の晩餐に食べられるかと期待したのですが 「板前さんが帰った」とかで調理してもらえず 残念ながら味見ならず。 しかし、ド素人でも釣れるとけっこう楽しいもので 世の釣り人たちの気持ちが少しわかった気が。 そして、納沙布岬にて 初めて北方領土を肉眼で見る事が出来た。 (今まで2度行っていますが霧でダメだったので。) もう、すぐソコにロシアのものになっている島が見えて 故に、200海里もすぐソコなわけであり その想像以上のご近所具合に、かなり驚いた。 道産子とはいえ、札幌⇔根室は車で9時間。 一般人が北方領土問題をリアルに感じるには あまりに遠い距離なのだ。 今さらだが、北海道の事も良く解っていない自分に ちょっと飽きれる。 第一次産業について、もっと勉強した方がいいな。。。 本業の仕事の成果としては 貴重なオジロワシのヒナの写真を激写出来、 丹頂鶴のつがいとオジロワシを1カットにおさめる事が出来 こちらもなかなかの収穫でした。 *その写真は都合上、まだアップする事は出来ませんが 丹頂夫婦の2ショットを。

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自然環境の保全。 世界的な問題ではあるけれど、 まだまだ原生林が多く残っている土地として、 貴重な動植物の生息地の保護っていうのは 今の北海道に課せられた重大な任務でもあるのだなと しみじみと感じた取材でした。