まだまだ深刻な状況の被災地のニュースに
心が痛い日々が続いています。
そんななか、宮城県の実家にお産のため里帰りしていた
かやちゃん(フレメンとは十数年のおつきあい)一家が
被災地から日曜の夜に札幌に戻って来ました。
生まれて間もないというのに被災者に…しばらく電気も水もない中
家族が身を寄せ合って 過ごしたそうです。
彼女のご実家は幸いな事に家屋倒壊なく(ライフラインは数日前復旧)
家族全員無事でしたが、かつて通っていた学校や
なじみだった町は津波で流されてしまったそう…。
そしてニュースでもずっと言われているように とにかくガソリン、灯油、食料がない!
やっとたどり着いた店にも棚に商品がない、売る燃料が底をついて
閉店してるスタンドにさえ車が3kmもの列をなして燃料の入荷を待っているそう。
今なお、ここは本当に日本なのか…という状況だそうです。
どうかどうか、早く燃料や物資が被災地に不足無く行き届きますように。
現地では粉ミルクやオムツなども手に入らず困っている母親たちが たくさんいるようです。
私は札幌から成す術無くキリキリしながら心配しておりましたが
はるじろうくんは母乳育児だったのがまだ幸いでした。
携帯メールが繋がるようになってから、札幌と宮城で毎日情報をやりとりしていました。
空港までの燃料調達がこれまた大変だったのですが…無事におととい夜に札幌に帰り着き
こちらのお店に色んな商品があふれているのを見て 涙がでたそうです。。。
ちいさいのにがんばったねぇ〜
地震直後に札幌から被災地宮城の愛妻&愛息達の元へ飛んで行った旦那さんも
札幌に帰って来た翌日からさっそくお仕事へ、3才のお兄ちゃんも保育園に。
これから元気に日常に戻っていかなくては。
旦那さんは、仙台空港が津波にのまれてしまったため
となりの福島空港からタクシーで4時間かけてかけつけてくれたそう。
地震直後はまだ燃料不足では無かったのでできたことですね〜良かった。
帰りは、いわて花巻空港までの燃料をなんとかかんとか調達して
地元の知り合いに送ってもらったとのこと。
避難するにも、物資を調達するにも、何をするにも燃料がなくては身動きがとれません。
色んな問題は山積みですが、一日もはやく日本中が 平常運転にもどりますように。