そ う い え ば っ !!

今年の春、
師匠・露口啓二の写真集が発売されていました!
  
  

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「自然史 -NATURAL HISTORY-」
    

2017年3月1日初版発行
発行:株式会社 赤々舎
定価:5,000円+消費税
  
    

全国の大型書店(写真集などがある)、amazon、
フレメン写真製作所(代表・露口啓二)などでお買い求めいただけます。
  
  
  

かつての産業の衰退、自然災害などによって放棄された土地は
人々の営みが無くなった後、植物達の生命力に飲み込まれながら
少しづつ自然に還ってゆく。

    

北海道の炭鉱跡地や東日本大震災で被災し、
かつての人々の生活を失った土地を収めた写真集です。
  
  
   
  

もう私は昨年独立開業した身なので
フレメン写真製作所の社員ではないのですが、この写真集の制作にあたり
印刷所へ提出する色見本プリントを全て担当いたしました。

  
  

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チラ見せ!
  
  

元・弟子(というか元従業員)のワタクシの感想でなんですが
今まで見てきた露口さんの写真作品で一番良いなぁ、と思いました。
  
  

しーかーもー!
  
  

交流のある、奈良美智さんがツイッターで何回かに分けて
面白い感想をつぶやいていらしたし、

さらになんと、朝日新聞で横尾忠則さんがこの「自然史」の
書評を書かれたんですぞっ!
  
  
  

スゲーーー。。。

えらいこっちゃ。
  
  

詳しくは語りませんので、ぜひお手にとってご覧ください。
ずっしりと重く、良い仕上がりです。

  

自分以外の人の作品の色見本プリントを手がけたのも良い経験でした。
  

行きがかり上ではあるものの
師匠の手焼きプリント時代の色感覚をデジタルで再現し
プリント作成できるのは、身近では私くらいしかおりませんでしたから。
 
  

なぜって?
  
  

そりゃーもう、
昨年清水ダイブして買ったEIZOくんの4Kモニターが
素晴らしいからさっっ!!(←そこー!?)
 

*あ、このモニター、マジで素晴らしいです!美術館の収蔵作品の撮影で
「今までのEIZOはなんだったんだ…?」と衝撃を受けましたから!
  
  

素晴らしきモニターくんの力も借りつつ、長年の感覚も駆使し。
  
  

師匠のカラーネガの手焼きプリントの色って、独特なんですわ。
私も近年、コダック社の印画紙が製造中止になるまでは
暗室でカラーの手焼きやってましたが、
私の色とはまた全然違うんですよ。こってりしてて。
 
  
  

その長年見てきた色の感覚と、今回の作品の意図を
なんとか汲み取りながら…自分の好みをバッサリと排除しつつ
何度か焼き直しもしましたが無事納品。
  
  
  

フィルムの独特な色って、フォトショップでは完全には再現できないもんです。
どちらが良い、悪いではなく、質が違うものなので。

刷り上がった写真集の色は、ほぼ、色見本の印象通りで満足です。
良い写真集ですよ。
  
  

  
  

それと、また作品ブログアップしました!
p:blog 覗いてってください。
↓サムネからも飛びますんで。
  

9.58.29のコピー