ziggyが火星に帰ってしまった

年明けから悲しいニュスが世界に駆け巡った。
 
 

1月10日(日本時間 11日)
デビッド・ボウイが旅立ってしまった。
 

中学生の頃から今に至るまで敬愛して止まない
我がアイドルでありグラムロックの王。
 
hunky_dolly1971
 
新しいアルバムを出してほんの2日。。。
最後までバリッバリの現役、かっこよすぎじゃないか。 
 
 
もちろん本人に聞いてみなきゃわからないけど
やりたいことはやり尽くしただろうな…。
愛する家族と、仲間と、音楽に囲まれて
幸せなステージだったんじゃないかな。
  
 

あちらの世界には一足先に引っ越し済みの音楽仲間が
たーーーくさんいらっしゃるわけだし、
案外今頃、下界のファン達の悲しみをよそに
久しぶりの再会で盛り上がっているかもしれないな。
そうだといいなぁ。

bowie
 
 
 

私は3つ上の兄貴に洗脳され、中学に入った頃には洋楽が
当たり前にそばにあった。むりやり聞かされていたとも言う。
 

 

ストーンズ、デビッド・ボウイ、ピストルズ、クラッシュ
イギー、TREX、ニルヴァーナ…そのあたりはとーぜんのこと
ブラックサバス、ホワイトスネイク、ディープパープル、
レッドツェッペリン…のヘヴィーなカラーシリーズ、
果てはミッシェルポルナレフ、ノーランズまで
実に節操のない、幅広い音楽を仕込まれました。

 
 

その大好きな曲にはどうもしっくりこない日本語訳がついていて
「ほんとは何を歌ってるんだろう…?」と、
純粋な興味で辞書で訳しまくっているうちに
自然と身に付いたらしく、中〜高校と英語はいつも5だった。
 

今は見る影も無い過去の自慢なのでご安心を(笑 
 

やらされる勉強ではなく、「自分の趣味」で訳してるんだから
そりゃ〜苦労でもなんでもなく楽しく身に付く訳です。
その分、理数系はえらい悪かったけど。
 
  
 

私の中で、ボウイとピストルズとTREX はとくべつな存在で
永遠にスペシャルなアイドル。 これからも。
 
 
bowie_ziggy_72

 
私はこの名盤『Ziggy Stardust』 の中で
「LadyStardust」という曲が一番好きだ。

 
 
私が最初に見たボウイのビジュアルは
ライヴハウスの光の洪水の中、
骸骨みたいに痩せこけた顔、真っ赤な髪、眉毛無し、
ギターをかき鳴らしながら、志村けんの
「なんだばかやろ〜↑」に似た高い歌声でなにか騒いでる
レオタード姿の男、というえらいショッキングな出会いだった。
 

鳥フェチの私は、瞬間的に極楽鳥を思い浮かべたもんです。
 

 
世界中のミュージシャンたちに与えた影響はとてつもなく大きいひと。
駄作と言われた映画も含め、彼に関する映画はすべて観た。
 

 
彼のポスターだらけだった中学時代の自分の部屋と今とは
何にも変わらず、愛車の中には彼のCDが常に何枚か積んである。
運転しながらZiggy Stardustを聞くことはごくごく日常なのだ。
  

本当に好きなテイストってのは、
結局何十年経っても変わらないもんなんだなぁ。
 
 
 
火星でミック・ロンソンと会えたかなー。